社会に衝撃を与える兵器を。
先生や友達に知られる事なく。
紺碧の広がる君たちの頭脳の中に。
2022年7月30日(土)。
倉敷市の大島に「くらしき工廠」を開設します。
たとえば夢があったり。
また、友達と上手くいかなかったり。
さまざまな理由で、大人の言う「真っ直ぐな道」を歩きづらくなった子供たち。
こっそりと、学校で習わない勉強をしましょう。
それで、その頭脳の中に誰にも壊されない、とても強い何かを作りましょう。

第1期生は、格闘技に本気で取り組む小学生と中学生の姉妹。とても礼儀正しい二人です。
今年度中に、簿記の3級の取得を目指します。

こんな時代、兵器の所在は子供たちのバッグの中にではなく、心身の中にこそ在るべきです。お父さんにこのプロジェクトをお話ししたところ、是非ともとの事でした。
学校が苦手でも、勉強してクラスの誰も持っていない会計の資格を取れたら、それは大きな自己肯定感になると思います。
報酬は頂きません。倉敷の街や人に助けられた人間として、小さな小さな恩返しを。
遠い昔に挫折した、小学校の先生になりたかった夢の形を変えて。頑張ります。

こう‐しょう ‥シャウ【工廠】
〘名〙 旧陸海軍に直属し、艦船、兵器、弾薬、機関などの軍需品の製造、修理を行なった工作庁。海軍工廠、陸軍造兵廠の類。軍工廠。

PS.
「工廠」という言葉を使ったのは、安倍総理の事件の犯人の思想に対する強いアンチテーゼとしての意味もあります。
「兵器はそう使うべきでない。強い心身を兵器として、社会に良い衝撃を与える人材になって欲しい。そのための場としたい。」
という想いを込めています。